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阪神18年ぶり「アレ」でも盛り上がれない「クビ寸前の選手」の「行き先」

阪神18年ぶり「アレ」でも盛り上がれない「クビ寸前の選手」の「行き先」

 18年ぶりの「アレ」へ向けてマジックを減らす阪神タイガースが盛り上がる中、出番がなくクビ寸前になっている選手がいる。今季1軍での出場がない、山本泰寛のことだ。慶應大から2016年に巨人に入団した内野手で、2019年12月に毎日放送の辻沙穂里アナウンサーと結婚。球団の配慮により、2020年に毎日放送の対象地域に本拠地のある、阪神に移籍した。大阪で妻子と同居生活を送っている。地元スポーツメディア関係者が言う。

「指揮官が早稲田大出身の岡田彰布監督になり、1軍で全く使われなくなりました。中野拓夢や小幡竜平、木浪聖也といった有望な内野手との争いに敗れ、戦力外候補となっています。ただ、マジメで頭脳明晰、優しい性格ゆえ、球界に残ることはできそうです。タイガースで裏方業務に就くか、ジャイアンツに出戻ってフロント入りするのでは、と言われていますね」

 その山本と同じく、ガケっぷちに立たされているのがかつてのドラ1、高山俊である。

「これも戦力外候補ですが、1軍での実績もあり、他球団の補強ポイントと合致すればトレード移籍、もしくは現役ドラフトで指名される可能性がありますね。関西圏では人気のある選手。若手の頃から試合に出ていたこともあってスポンサーがつき、プライベートでの乱れが伸び悩みにつながっていると言われています。2020年3月に藤浪晋太郎(現オリオールズ)らと合コンパーティーに参加していたのを週刊誌にスクープされた経験もあります。環境が変わって野球に集中できれば、もうひと花咲かせることができるかもしれません」(前出・地元スポーツメディア関係者)

「アレ」へのカウントダウンの裏側には、厳しい現実が横たわっているのだ。

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