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上原浩治が虎党を敵に回した「WBC中野拓夢のエラー」問題

上原浩治が虎党を敵に回した「WBC中野拓夢のエラー」問題

 日本人初のメジャーリーグ・ワールドシリーズ胴上げ投手で野球解説者の上原浩治氏が、とんだ被害に遭っている。

 上原氏はWBCが開幕してから連日のように、試合の様子や感想をツイッターに投稿している。3月13日には、こんな困惑気味のつぶやきが。

「ちょっと面倒くさい人たちが絡んでくるので…なんか中野選手を批判してるみたいな…エラーしてもチームが勝ってホッとしてるのは、本人だという意味なのに」

 その背景には、3月11日に行われた日本VSチェコ戦後に上原氏が投稿した、次の論評にあった。

「とりあえず良かった、と思える試合」

「村上選手に1本出たし…牧選手に1発…山田選手がスタメンで…中野選手に失策が出たけど勝った」

 スポーツライターが語る。

「チェコ戦では1回二死二塁というピンチの場面で、阪神・中野拓夢の悪送球により、いきなり1点を献上してしまいました。そのことに触れた上原氏のツイートに一部の虎党が『中野のことが嫌いなのか』などとイチャモンをつけたようです。中野のミスだけを強調しているように感じたんでしょうね。上原氏は昨年10月にも阪神ファンに対し『声を出しての応援、声援は禁止されてるので控えてもらいたですね。せっかくの素晴らしい試合が台無しに』とツイートし、炎上。ツイートを消したことでさらなる攻撃を浴びてしました。どうやら根に持たれている部分もあるようです」

「自分は余程のことがない限り、選手批判はしません」としている上原氏だが、SNSでの発言はその内容に関係なく、アンチからの批判を生むことがしばしばある。きちんと自身の気持ちを説明するのは真面目な性格からだろうが、時にはオールスルーしてもいいかもしれない。

(ケン高田)

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